【JB64/JB74】ジムニーのキコキコ異音|原因はボンネットでした

ボンネットの調整ゴムを調整

数か月前から、ジムニーで段差や少し荒れた道を走ると、どこからか「キコキコ」「キュッキュ」という異音が聞こえるようになりました。

舗装路を普通に走っているときはあまり気になりませんが、段差を越えたときや未舗装の林道を走ったときに鳴るため、一度気づくとかなり気になります。

最初は車体の後ろから聞こえているように感じていましたが、窓を開けて何度か確認してみると、どうやら音が出ているのは車体の前側。

ゴムが擦れるような音にも、金属同士が擦れるような音にも聞こえます。

同じような症状が出ている人はいないか調べてみたところ、どうやらジムニーのボンネットから異音が出ることがあるようです。

そこで今回は、ボンネットキャッチのグリスアップと、ボンネットクッションの調整をしてみました。

目次

ジムニーのキコキコ異音はボンネットが原因?

ジムニーのボンネット

まずはボンネットを閉じた状態で、左右に揺らすように押してみました。

すると、走行中に聞こえていたものと同じ「キコキコ」「キュッキュ」という音が鳴ります。

音の出ている場所を探すのに少し苦労しましたが、これで今回の異音はボンネット周辺から発生していると、ほぼ特定できました。

ジムニーのように車内へいろいろな音が伝わりやすい車では、実際の発生場所とは違う方向から聞こえることもあります。

走行中に車体の前側からキコキコ音が聞こえる場合は、停車した状態でボンネットを軽く押してみると確認しやすいと思います。

ボンネットキャッチをグリスアップする

ボンネットのキャッチ

最初に試したのは、ボンネットキャッチのグリスアップです。

キャッチ部分を確認してみると、古いグリスに虫やススキなどが付着して、かなり汚れていました。

タオルと綿棒とグリス

綿棒とショップタオルを使って古いグリスと汚れを拭き取り、もともとグリスが付いていた部分へ新しいグリスを塗ります。

今回使ったのは、車やバイクの整備に使っているマルチグリスの余りです。

こういうグリスは一度買うとなかなか減りませんね(笑)。

グリスとジムニーのエンジン

グリスを塗ったあとにボンネットを閉め、もう一度押して確認してみました。

金属が擦れるような音は少なくなりましたが、ゴムが擦れるようなキコキコ音はまだ残っています。

実際に少し走ってみても異音は完全には消えなかったため、続いてボンネットクッションを調整することにしました。

ボンネットクッションの高さを調整する

ボンネットの調整ゴム

ボンネットを開けると、左右に六角形のゴムがあります。

ボンネットクッションやボンネットフードクッションなどと呼ばれている部品で、ボンネットを閉めたときの高さや押さえ具合を調整するためのものです。

このゴムは、回すことで高さを変えられます。

  • 右に回すと低くなる
  • 左に回すと高くなる

調整前の位置が分からなくならないように、まずは元の位置へ印を付けておきました。

そのうえで左右のボンネットクッションを少しずつ回し、ボンネットを押しても異音が出ず、無理なく閉められる位置を探していきます。

一度に大きく回すのではなく、少し回してはボンネットを閉めて確認する方が調整しやすいと思います。

調整したジムニーのボンネット

左右でボンネットと車体の隙間が大きく違わないことも確認しておきます。

ボンネットクッションを高くしすぎるとボンネットが閉まりにくくなったり、周囲との隙間が合わなくなったりする可能性があるため、少しずつ調整した方がよさそうです。

調整後にボンネットを揺らすように押してみると、先ほどまで聞こえていたキコキコ音はほとんど出なくなりました。

試乗するとボンネットのキコキコ異音が消えた

作業後、本当に異音が消えたのか確認するため、買い物ついでに試乗してきました。

舗装路だけでは分かりにくいため、帰りには普段よく走る未舗装の林道も走って確認します。

乗り始めて10分ほど経っても、あのキコキコ音は聞こえてきません。

段差や未舗装路を走っても異音は出ず、今回のボンネットキャッチのグリスアップと、ボンネットクッションの調整で解消できたようです。

大きな音ではありませんが、一度気になり始めると運転中にずっと耳に入ってきます。

それだけに、異音が聞こえなくなったときはかなり気持ちよかったです。

ジムニーの異音は発生場所によって原因が違う

今回のキコキコ音は、車体の前側にあるボンネットから発生していました。

ただし、ジムニーの異音にはさまざまな原因があるため、似たような音がしても必ずボンネットが原因とは限りません。

僕のジムニーでは、リフトアップ後に車体の下あたりから「コンコン」「コトコト」という別の異音が出たこともあります。

こちらは、サイドブレーキワイヤーと固定用ホルダーの接触が原因でした。

リフトアップ後に出たコトコト異音の原因と対策はこちら

  • 車体の前側からキコキコ・キュッキュと聞こえる
  • 段差や荒れた道を走ると音が出る
  • ボンネットを押すと同じ音が再現できる

このような症状なら、まずはボンネットキャッチと左右のボンネットクッションを確認してみるとよいかもしれません。

一方で、車体の下からコトコト音が聞こえる場合や、リフトアップ後に異音が出始めた場合は、今回とは別の原因も考えた方がよさそうです。

まとめ

今回、ジムニーで段差や未舗装路を走ったときに聞こえていた「キコキコ」「キュッキュ」という異音は、ボンネット周辺から発生していました。

実際に行った対策は、次の2つです。

  • ボンネットキャッチの古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗る
  • 左右のボンネットクッションの高さを調整する

ボンネットキャッチをグリスアップすると金属的な音が減り、ボンネットクッションを調整すると残っていたキコキコ音も聞こえなくなりました。

部品を交換することなく、簡単な清掃と調整だけで直ってひと安心です。

同じような異音が出ている場合は、停車した状態でボンネットを軽く押し、走行中と同じ音が出るか確認してみてください。

ただし、異音の原因は一つとは限りません。原因を特定できない場合や、ボンネットが正常に閉まらなくなった場合は、無理に調整せず整備工場やディーラーへ相談することをおすすめします

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