先日、ジムニー(JB64)にカプラー式のESPキャンセラーを取り付けました。
取り付け後に電装品を入れている工具箱を探してみると、購入したESPキャンセラーと同じ形状の2極カプラーが出てきました。
ESPキャンセラーといっても、仕組みはカプラー内の2つの端子を配線でつないで短絡させるというシンプルなものです。
せっかく使えそうなカプラーがあるので、今回は予備としてESPキャンセラーを自作してみることにしました。
完成品の取り付け場所や、整備用モードへの切り替え方については、こちらの記事で紹介しています。
▶ ジムニーJB64/JB74にESPキャンセラーを取り付け|整備モードで解除を維持
今回の作業は車両の端子を短絡させるものです。使用するカプラーや接続する場所を間違えないように確認し、作業や使用については自己責任でお願いします。
ジムニー用ESPキャンセラーの自作に必要なもの

今回使用したのは、工具箱に入っていた矢崎総業の090型II・2極オスカプラーです。
ジムニー側のカプラーと形状を見比べてみると同じものだったので、これを使って作ってみます。
必要なものは次のとおりです。
- 2極オスカプラー
- カプラーに合う端子
- 短い配線
- 精密圧着ペンチ
- 電工ペンチまたはワイヤーストリッパー
配線は余っていたちょうど良い太さのものを使用しました。
精密圧着ペンチは持っていなかったので、今回は借りてきました。
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商品を購入する場合は、自分のジムニーに付いているカプラーと形状が同じか確認してください。
ESPキャンセルカプラーを作る

まずは、短い配線の両端にカプラー用の端子を取り付けます。
配線の長さは、折り返して2つの端子を無理なくつなげられるくらいにしました。
長すぎても邪魔になりますし、短すぎるとカプラーへ差し込みにくくなるので、少し余裕を持たせています。
配線の両端に端子を取り付ける

電工ペンチを使って、配線の両端の被覆を剥きます。
被覆を剥いたら、精密圧着ペンチを使って端子をかしめます。
両手がふさがってしまうため、かしめている途中の写真は撮れませんでした(笑)。
端子が抜けると接触不良の原因になるため、かしめたあとは配線を軽く引っ張り、きちんと固定されているか確認しておきます。
端子をカプラーへ差し込む

両端に端子を取り付けたら、2極カプラーへ差し込みます。
端子の向きを間違えないように確認しながら、カチッとロックされるところまで押し込みます。
端子が一番奥まで入ると、カプラー側のロックがかかって簡単には抜けなくなります。
今回は1本の配線の両端をそれぞれの端子へ接続しているため、これで2つの端子がつながった状態になります。
作業自体はこれで完了です。
自作したものと購入したESPキャンセラーを比較

右側が購入したESPキャンセラーで、左側が今回自作したものです。
比べてみると、購入したものは端子のかしめ方や配線の処理がきれいです。
自分で作ったものも機能的には問題ありませんでしたが、やはり完成品の方が仕上がりは安心感がありますね。
今回はカプラーや配線が工具箱に入っていて、精密圧着ペンチも借りることができたので、ほとんどお金をかけずに作れました。
すでに道具や部品を持っている人なら、自作してみても良いと思います。
反対に、カプラーや端子、配線、圧着工具などを一からそろえるなら、完成品のESPキャンセラーを購入した方が安く済む可能性があります。
圧着作業に慣れていない人も、無理に自作せず完成品を購入した方が安心だと思います。
ESPキャンセラーは工具があれば簡単に自作できる
今回は、工具箱に入っていた2極カプラーを使って、ジムニーJB64/JB74用のESPキャンセラーを自作してみました。
構造はシンプルなので、適合するカプラーと端子、配線、圧着工具がそろっていれば、それほど難しい作業ではありません。
僕が作ったものも問題なく使用できたので、購入したESPキャンセラーは普段使い、自作したものは予備として持っておくことにします。
ただし、作り方や接続を間違えると車両側に問題が起きる可能性もあります。
自作する場合は、カプラーの形状や端子の取り付け状態をよく確認してから使用してください。
取り付け場所や整備用モードへの切り替え方は、こちらの記事にまとめています。
