ジムニーJB64/JB74にESPキャンセラーを取り付け|整備モードで解除を維持

ジムニーのインフォメーションディスプレイ

ジムニーにはESPを解除するためのスイッチが付いています。

ところが、2Hや4HではESPを解除しても、速度が時速30kmほどになると自動的に復帰してしまいます。

普段の道路を走るなら、安全のためにもESPは作動してくれた方が良い機能です。しかし、雪道やぬかるみなどでは、タイヤをある程度空転させながら走りたいこともあります。

僕も雪道で再発進しようとしたときに、ESPの制御が入って思うように進めなかったことがありました。

また、僕は上手ではありませんでしたが、以前は7年ほどドリフトをしていました。そのため、車が滑り始めたときにESPが介入すると、想定していなかった動きをして怖いと感じることもあります。

そこで今回は、必要なときだけESPを解除した状態で走れるように、カプラー式のESPキャンセラーを取り付けました。

ただし、今回の方法はジムニーの「整備用モード」を利用します。車両の安全装置に関係する部分なので、取り付けや使用については自己責任でお願いします。

目次

ジムニーのESPキャンセラーとは?

ジムニーのカプラー

今回購入したESPキャンセラーがこちらです。

ESPキャンセラーといっても、大きなユニットやスイッチを取り付けるものではありません。

アクセルペダル付近にある純正カプラーへ差し込み、端子を短絡させるための小さなカプラーです。これを取り付けることで、ジムニーを整備用モードへ切り替えられるようになります。

カプラーの端子を短絡させるだけなので、必要な部品と工具があれば自分で作ることもできます。

取り付けたあとに工具箱を探してみると、同じ形状の2極カプラーが出てきたので、実際に予備のESPキャンセラーも作ってみました。

作り方や必要だった部品については、こちらの記事にまとめています。

ジムニーJB64/JB74用ESPキャンセラーを自作|必要な部品と作り方

僕が作ったものも機能的には問題ありませんでしたが、端子の圧着などは購入した完成品の方がきれいでした。

カプラーや端子、圧着工具などをすでに持っている人は、自分で作っても良いと思います。

ただ、工具や部品を一からそろえるなら、完成品を購入した方が簡単で安上がりです。

▶Amazonで見る(ESP キャンセラー)

ESPキャンセラーを取り付ける

ジムニーのアクセルペダルと左手

ESPキャンセラーを取り付けるカプラーは、アクセルペダルの上側にあります。

運転席の足元へ頭を入れて、下からのぞき込むようにすると確認できます。

アクセルの上のカプラー

探すのはこちらの白いカプラーです。

僕のジムニーでは、カプラーがビニールテープで配線に固定されていました。

まずは、このビニールテープを外します。

作業そのものは難しくありませんが、場所が狭くて体勢もつらいため、このテープを外す作業が一番大変だったかもしれません(笑)。

暗くて見えにくいので、小さなライトがあると作業しやすいと思います。

カプラーを取り付けた

白いカプラーを取り出せたら、購入したESPキャンセラーを差し込みます。

これで端子が短絡された状態になります。

商品説明では差し込んだまま使用できるようですが、常に短絡しているのが気になる場合は、配線を延長してスイッチを付ける方法もあります。

僕はひとまず、そのまま取り付けておくことにしました。

ビニールテープと手

最後に、カプラーが動いたり異音の原因になったりしないように、ビニールテープで配線へ固定して取り付け完了です。

ジムニーを整備用モードにする方法

ESPキャンセラーを取り付けただけでは、ESPは解除されません。

エンジンを始動する前に、整備用モードへ切り替える操作が必要です。

僕のジムニーはプッシュスタート式なので、次の手順で切り替えました。

1.エンジンをかけずに電源をONにする

ジムニーのエンジンスイッチ

AT車はブレーキペダルを、MT車はクラッチペダルを踏まないまま、プッシュスタートボタンを2回押して電源をONにします。

ペダルを踏んでいるとエンジンが始動してしまうため、この時点ではまだ踏みません。

2.ESP OFFスイッチを長押しする

ESPのOFFボタン

メーター内の警告灯が点灯してから消灯するのを待ちます。

警告灯が消えてから3秒以内に、ESP OFFスイッチを約5秒間長押しします。

操作できる時間が短いため、最初は少し慌てるかもしれません。

失敗した場合は、一度電源をOFFにして最初からやり直せば大丈夫です。

3.整備用モードになったことを確認する

ジムニーのインフォメーションディスプレイ

操作に成功すると、インフォメーションディスプレイに「整備用モード」と表示されます。

表示を確認したら、通常どおりエンジンを始動します。

ジムニーのメーター

エンジンを始動しても、ESP関係やヒルホールド関係の表示灯が点灯したままになります。

初めて見ると故障したようで少し不安になりますが、整備用モードに入っているときはこの表示で正常です。

これで時速30kmを超えても、ESPが自動的に復帰しない状態になりました。

整備用モードの解除方法

整備用モードを解除するための特別な操作は必要ありません。

エンジンを停止して電源を完全にOFFにすれば、整備用モードは解除されます。

次に普通にエンジンを始動したときは、ESPも通常の状態に戻ります。

そのため、必要なときだけ整備用モードへ切り替えて、普段はESPが作動する状態で走ることができます。

MT車で整備用モード中にエンストした場合は、電源をONにしたまま再始動すると整備用モードが維持される可能性があります。確実に解除するときは、一度プッシュスタートボタンを押して電源を完全にOFFにします。

ESPを解除したまま走れるようになった

今回取り付けたカプラー式のESPキャンセラーは、純正カプラーへ差し込むだけなので作業は簡単でした。

一番苦労したのは、アクセルペダルの上へ体を入れて、カプラーに巻かれているビニールテープを外すところです(笑)。

普段の道路ではESPを解除する必要はありませんし、安全のためにも通常どおり作動させておく方が良いと思います。

それでも、雪道やぬかるみなどでESPの制御が邪魔になる場面では、自分で必要なときだけ解除できるようになったのは便利です。

もっと予算をかけられるなら、スイッチ操作で制御を切り替えられる本格的なESPキャンセラーもあります。

しかし、とりあえず安くESPの解除を維持できるようにしたいなら、今回のカプラーを使った方法で十分ではないでしょうか。

取り付ける場合は、自分のジムニーの年式やカプラー形状を確認したうえで、自己責任で使用してください。

▶Amazonで見る(ESP キャンセラー)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次