僕のジムニー(JB64)は、クロカン競技に使っているわけではありません。
山へ行くのは猟場の下見や狩猟のとき、それと比較的フラットな林道を走るくらい。それでも、いつの間にかボディには細かい線傷が増えていました。
中には爪が引っかかるほど深い傷もありますが、せめて浅い傷だけでも目立たなくなればいいなと思い、シュアラスターの「ゼロクリーム」を買ってみました。
どうせまた山へ行けば傷は付く。それでも、ときどき手入れして、水アカや細かい傷を目立たなくできたら嬉しいところです。
使ってみると、深い傷は残ったものの、浅い線傷は分かりにくくなり、ボディの艶も戻りました。
今回は、実際にジムニーへ使ったときの様子と、仕上がりを見て感じたことを書いてみます。
今回使ったシュアラスターのゼロクリーム

購入したのは、天然カルナバ蝋と超微粒子マイクロパウダーを配合したゼロクリームです。
軽い水アカや小傷の汚れを落としながら、ワックスもかけられる商品。チューブに入っているので、必要な分だけクロスに出して使います。
僕の感覚では、コンパウンド入りの半練りワックスをチューブにしたようなイメージでした。
ただし、メーカーによると塗装を削るような研磨力はなく、爪が引っかかる傷や、塗装の下地が見えている傷は消せません。
深い傷の補修ではなく、軽い汚れを落として艶を出し、細かい傷を目立たなくすることを期待して使いました。
なお、今回使ったのはコンパウンド入りのタイプです。
全塗装色に対応していますが、艶消し塗装には使えません。また、コーティングの効果に影響するため、業者施工のコーティングがかかっている車は、使う前に施工店へ確認してください。
洗車してボディの線傷を確認する

ちょうどスペアタイヤブラケットを外して、塗装していたタイミングでした。
普段はブラケットの裏に隠れているところも、この機会に手入れしておこうと思います。

まずは洗車して、砂やほこりを落とします。
洗い終わったら水分を拭き取り、ゼロクリームを使う準備は完了。
普段の洗車で使っているカーシャンプーは、ウイルソンの泡仕立てシャンプーの記事で紹介しています。

洗車後にあらためて見ると、ボディのあちこちに線傷が入っています。
深いものは爪が引っかかるくらい。これは残るとしても、その周りの細かい傷が少しでも目立たなくなってくれれば十分です。

フェンダーにも、細かい線傷がたくさん付いていました。
山では気を付けて走っているつもりでも、こうして洗ってみると傷がよく分かります。

反対側のドアも、同じような状態です。
少し話がそれますが、以前キャンプ場で、同じ色のきれいにリフトアップされたジムニーに乗っている方から声をかけられたことがありました。
そのときに言われたのが、「傷まみれでジムニーが可哀そう」という言葉。
車の使い方は人それぞれなので……と思ったものの、なんとなくモヤモヤした気持ちが一週間くらい残りました(笑)。
僕は山へ行くためにもジムニーに乗っているので、これからも傷は増えると思います。
それでも、手入れできるところは手入れして、気持ちよく乗っていたいところです。
ゼロクリームを塗って線傷の見え方を比べる
マイクロファイバークロスに出して塗り広げる

今回は、洗濯しておいたマイクロファイバークロスを使います。

使用量の目安は、50cm四方に対してチューブから1cmほど。
写真の量は、少し出しすぎたかもしれません。
使い始めて気になったのは、この匂い。以前から使っていた、同じシュアラスターのマンハッタンゴールドを思い出しました。
なんだか懐かしいですね。
ボディへ薄く塗り広げ、クロスのきれいな面を使いながら、ムラが残らないように仕上げていきます。
ドアの浅い線傷は、離れると分かりにくくなった

まずは左側のドアを、軽くなでるように塗ってみました。
光が当たると見えていた細かい線傷は、先ほどより目立たなくなったように感じます。
一方で、深い傷はそのまま。全部きれいになるわけではありませんでした。

同じところを2回ほど手入れした状態です。
近くで見れば傷はまだありますが、少し離れると分かりにくい。何より、ボディに艶が戻ったのが嬉しいところでした。
傷がなくなったというより、艶が出て、細かい傷が気になりにくくなったという印象です。
深い傷を消そうとして強くこするのはやめて、このくらいで次へ進みます。
フェンダーの角は、かなり目立たなくなった

フロントフェンダーの角にも、傷がまとまって付いていました。
ここはどうだろうと思い、同じようにゼロクリームを使ってみます。

仕上げてみると、こちらはほとんど分からないくらいまで目立たなくなりました。
ドアに残っていた傷と比べると、浅いものだったのかもしれません。
全部の傷に同じ変化があるわけではありませんが、これくらい見た目が変わると、手入れした甲斐があります。
水アカも落ちて、ボディ全体に艶が戻った

ドアやフェンダーだけでなく、ボディ全体にも使ってみました。
今回のジムニーでは、ドアミラーの下に付いていた水アカも落ち、全体に艶が出ています。
細かい傷の見え方も変わりましたが、僕が特に気に入ったのは、このワックスらしい艶でした。
天然カルナバ蝋配合というだけあって、普段ワックスをかけたときのような仕上がりに感じます。

大変だったのはルーフです。
僕のジムニーには、シーエルリンクのバリアブルルーフラックを載せているので、とにかく作業がしにくい。
ラックの取り付けについては、シーエルリンクのバリアブルルーフラックを取り付けた記事にまとめています。
青空駐車のルーフには、水滴の跡もたくさん残っていました。
ここは全部を落とそうとせず、軽く手入れして艶が出るくらいで終わりにしました。無理なく手の届く範囲で十分です(笑)。
ゼロクリームをジムニーに使ってみた感想
今回使ってみて、ゼロクリームは個人的に気に入りました。
塗り広げる感覚は半練りワックスに近いのですが、僕には拭き上げが楽に感じられました。チューブから使う分だけ出せるところも扱いやすいです。
深い傷は残ったものの、浅い線傷は目立たなくなり、ドアミラー下の水アカも落ちました。
何より、手入れした後の艶を見ると嬉しくなります。
撥水も、ワックスをかけたときのようにしっかり水を弾く感じ。僕はこの弾き方が好きなんですよね。
ただ、今回の記事で確認できたのは施工直後の状態まで。何回の洗車に耐えるか、どのくらい艶や撥水が続くかは、まだ分かりません。
使える回数についても、今回の使用量ならジムニーで5回以上は使えそうに感じましたが、これは残量を見た印象です。塗る範囲や量によって変わると思います。
僕の場合は、数か月から半年に一度くらい、細かい傷や水アカが気になったときに使うのもよさそうだと感じました。これは効果が半年続くという意味ではなく、自分が手入れしたいと思う間隔です。
また山へ行けば、傷は増えると思います。
それでも、ときどきこうして手入れして、艶が戻ったジムニーを見ると気持ちがいい。
傷を全部消すことはできませんでしたが、今回の仕上がりには満足しています。
