ジムニー(JB64)のリアワイパーを倒立化しました。
横向きで止まっているリアワイパーを、縦向きの位置で止まるようにする作業です。
僕の住んでいるところは、それほど雪が積もる地域ではありません。それでも以前から、ジムニーのリアワイパーは倒立化してみたいと思っていました。
理由は、洗車のときにワイパーを浮かせるのが楽そうだったから。
それだけの理由ですが、気になっていたのでやってみることに。
今回は、僕のジムニーで作業したときの様子を、写真と一緒にまとめておきます。
リアワイパーの位置を確認して、アームを外す

まずは、作業しやすいように背面のスペアタイヤを外しました。
続いて、倒立化した後にワイパーを取り付ける位置を確認します。

リアガラスを水で濡らしてからワイパーを動かし、車の後ろから見て、一番右側まで動いたときの位置を確認。その位置にマスキングテープで目印を付けました。
後でワイパーアームを取り付けるときは、この目印に合わせます。

位置を確認できたら、ワイパーを通常の停止位置に戻し、電源を切ってからアームを外していきます。
写真で指さしている根元のカバーを開け、固定ナットを外してワイパーアームを取り外します。
リアゲートの内張りを外す

次は、リアゲートの内張りを外します。
内張りはクリップで固定されているので、手前に引いて外していきます。ただ、引っ張ればすぐに取れるという感じでもなく、少しコツが要るところ。
僕のジムニーは何度か外しているので、最初の頃よりは外しやすくなっている気がします。

指を掛けにくいときは、内張りはがしで少し隙間を作ると外しやすくなります。
一か所だけを無理に引っ張らず、クリップの位置を確かめながら少しずつ外していきます。

内張りを外すと、リアワイパーのモーターやリンクが収まったユニットが見えます。
クリップが車体側に残ってしまった場合は、クリップ外しなどで取り外し、内張り側に戻しておきます。
リアワイパーのユニットを取り外す

まずは、ユニットにつながっているカプラーを外します。
続いて、本体を固定している3か所のボルトを取り外しました。この固定ボルトに使った工具は10mmです。

外したボルトは、3本とも同じ長さでした。これなら、戻すときにどの位置のボルトだったか迷わずに済みます。

ボルトを外したら、本体を支えながらワイパーのシャフトをまっすぐ引き抜きます。
これで、ユニットを取り外せました。
内部のリンクを組み替える

取り外したユニットのカバーを開けます。
カバーを固定しているのは、4か所のビス。ビスの頭をなめないよう、溝に合うサイズのプラスドライバーを使います。
中の部品がばらけないように気を付けながら、カバーを外しました。

中は、このようになっています。
ここで外すのは、手前にある銀色のリンクです。
奥にある白いギアは、外したり回したりしないように注意します。位置がずれると、ワイパーの停止位置もずれてしまいます。

僕の場合は、リンクを少し揺らしながら手前に引くと外れました。

リンクを外したら、リンクがつながっていた銀色の部品を、写真のように外側へ向けます。
白いギアにはリンクを差し込む穴が2か所あるので、この写真の向きで見て右側の穴へ、リンクの差し込み位置を変更します。
ユニットを置く向きで左右が変わるので、写真と同じ向きにして確認してください。

組み直した状態がこちら。
元から穴が2か所あるのを見ると、何か別の仕様でも使うのかな、と少し気になりました。こういう中身を見る機会は、普段なかなかありませんね。
車体に戻して、ワイパーの動きを確認する

リンクを組み替えたらカバーを閉じ、ユニットを車体に戻します。外していた固定ボルトとカプラーも元どおりに取り付けます。
この段階で、アームを付ける前に一度作動させ、停止することを確認しておきました。
内張りを戻してから「動かない!」となると、また外すことになりますからね……。
作動確認を終えたら電源を切り、最初に貼ったマスキングテープの位置に合わせてワイパーアームを取り付けます。

取り付け後は、もう一度ガラスを水で濡らしてワイパーを動かします。
動く範囲や周囲への干渉、停止位置に問題がないか確認し、内張りやスペアタイヤを元に戻せば完成です。
これで、ジムニーのリアワイパーを無事に倒立化できました。
今回は「洗車のときにワイパーを浮かせやすそう」という理由で始めた作業。以前からやってみたかった作業が、ようやくできました。
ワイパーを触るついでに、ゴムの状態も確認しておくとよさそうです。ワイパーゴムを交換したときの様子は、こちらの記事にまとめています。
▶ ジムニーのワイパーゴムをPIAAのスーパーグラファイトに交換した記事
リアワイパーの倒立化で使う工具
今回の作業では、ソケットレンチやプラスドライバー、内張りはがし、位置の目印にするマスキングテープを使いました。
車体側にクリップが残ったときは、クリップ外しもあると作業しやすいと思います。
以下は、今回のような作業に使う工具類の参考リンクです。僕が実際に使ったものと、同じ製品とは限りません。 手持ちの工具があれば、まずはそれが使えるか確認してみてください。
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