KLX230にSP忠男パワーボックスを取り付け|効果はある?200km走ってみた

取り付けが終わったKLX230のパワーボックス

セロー250に乗っていた頃、SP忠男のパワーボックスを取り付けていました。

交換してまず感じたのは、とにかく低速トルクの出方が気持ち良く、とても乗りやすくなったことです。扱いやすさが増し、個人的にも非常に気に入っていました。

そんなこともあり、KLX230も慣らし運転が終わったらパワーボックスに交換したいと考えていました。

ただ、納車後すぐに交換したわけではありません。

その理由は、KLX230純正のエキパイがやたらと低速トルクを出そうと頑張っているような形をしているからです(笑)

実際に乗ってみると、セロー250ほどではないものの、KLX230も十分な低速トルクがあり、とても乗りやすいバイクでした。

そのため、まずは実際に装着している人たちの話を聞いてから購入しようと決めました。

実際に使用している人の感想を聞くと悪い評価はほとんどなく、どれも好印象なものばかり。そこで購入を決意しました。

どこにも在庫がない状況でしたが、バイクショップ経由なら比較的早く入手できるとのことだったため、さっそく注文。

無事に取り付けることができたので、今回はKLX230にSP忠男パワーボックスを取り付けた感想について書いていきたいと思います。

目次

KLX230にSP忠男パワーボックスを取り付ける

SP忠男のパワーボックス

こちらが今回購入したKLX230用のSP忠男パワーボックスです。

SP忠男のホームページを見ると、KLX230の適合車種が2022年モデルまでとなっているため、少し分かりにくいんですよね。

そのため、「KLX230シェルパ用」や「KLX230SM用」しか販売されていないと思っている方もいるようですが、先にお伝えしておくと2026年モデルのKLX230にも問題なく取り付けることができます。

実際に2026年モデルへ取り付けましたが、問題なく使用できています。

検索すると「KLX230シェルパ用」「KLX230SM用」しか出てこないパワーボックスですが、現行KLX230にも共通で使用できるため、2025年以降の新型KLX230にも問題なく取り付けることができます。

もちろん、旧型の2BK-LX230A用パワーボックスは現行KLX230には使用できません。O2センサーの取り付け穴がないため注意してください。

私が購入した時点では、ネットショップでも在庫のある店舗は少なく、やや入手しにくい状況でした。

ただ、バイクショップ経由で注文したところ、数日ほどで手元に届きました。
▶Amazonで見る(SP忠男 パワーBOXパイプ KL2-PB-11)

エキパイに付いているO2センサーを外す

O2センサーの配線のカプラー

まずはKLX230のO2センサーのカプラーを外します。

カプラーはシュラウドの内側にあるため、少し手が入りにくい場所です。難しい場合はシュラウドを外してしまった方が作業しやすいかもしれません。

KLX230のO2センサーと工具

カプラーを外したら、エキパイに取り付けられているO2センサーをスパナで取り外します。

使用したスパナのサイズは17mmだったと思います。

O2センサーの配線がねじれないよう注意しながら、ゆっくりと緩めていきます。

プロテクター・バンド・フランジナットを取り外す

KLX230のヒートガード

このプロテクターはパワーボックスに取り付けます。まずは純正エキゾーストパイプに取り付けられているプロテクターを外します。

固定ボルトには表側と裏側の両方にワッシャーが入っているので、紛失しないよう注意してください。

取り外したプロテクターはSP忠男パワーボックスへ移植して使用します。

KLX230のエキパイの連結部分のボルトと工具

次に、サイレンサーとの連結部分にあるバンドを緩めておきます。

この時点では完全に取り外す必要はなく、緩めるだけで大丈夫です。

エキパイのフランジボルトと工具

最後にシリンダー側のフランジナットを外します。

これでサイレンサーを車体に残したまま、エキパイだけを取り外すことができます。サイレンサーまで外す必要がないため、作業も比較的簡単です。

外れたKLX230のエキパイと左手

エキパイを少し左右に揺らしながら引き抜くと、比較的簡単に取り外すことができます。

サイレンサーとの結合部分に入っているガスケットはそのまま再使用するため、傷を付けたり変形させたりしないよう注意してください。

パワーボックスを付ける

KLX230の新品のガスケット

エンジン側に張り付いているエキゾーストガスケットを取り外し、新品の純正ガスケットへ交換します。

マフラー用の液体ガスケット

エキゾーストガスケットには耐熱液体ガスケットを塗布するよう説明書に記載されているため、あわせて使用しておきます。

今回は以前購入したモリワキの液体ガスケットを使用しました。なかなか減らないので、何年経っても使い切れません(笑)
▶Amazonで見る(モリワキ 液状ガスケット)

この後はいよいよパワーボックスを取り付けていきます。

サイレンサーへ入りやすくするため、結合部分にはメタルグリスを薄く塗布しておきました。

KLX230に取り付けたパワーボックス

純正エキパイとは曲がり方が異なるため、純正プロテクターは少し浮いたような状態になります。

とはいえ、個人的にはそこまで気になるほどではありませんでした。

純正エキパイとの形の違い

純正エキパイの位置

これがKLX230の純正エキパイです。

低速トルクを出すためだと思いますが、かなり長く、エンジンの下の方まで大きく回り込んでいます。

見た目からして「なんとかトルクを出そう」と頑張っている感じがしますね(笑)

一方、パワーボックスは膨張室が追加されているため、まったく違った形状になっています。

パワーボックスのエキパイの位置

こちらがSP忠男パワーボックスの取り回しです。

純正エキパイと比べると少し短くなり、全体的に上側へ取り回されています。

純正エキパイはかなり下の方まで回り込んでいるため、フロントタイヤが巻き上げた小石などで傷が付いたり、場合によってはへこんでしまうこともありそうです。

パワーボックスも多少は改善されていると思いますが、本当に少しだけ……という感じですね(笑)

このあたりは、今後発売予定のDELTAのエキパイの方が、よりオフロード走行を意識した形状になりそうです。

自分はもうエンデューロレースへ出る予定もないので、この程度ならまったく問題ありません。

O2センサーのガードがないのが少し気になる

純正エキパイのO2センサーガード

純正エキパイにはO2センサーを保護するためのガードが取り付けられています。

O2センサーを付けなおしたパワーボックス

自分はエンデューロレースに出るわけではありませんし、通常の林道走行程度なら特に問題はないと思います。

それでも、パワーボックスにもこのようなガードが付いていてくれたら良かったなと思いました。

飛び石やマディコンディションで泥まみれになることを考えると、少し気になるポイントかもしれません。

KLX230のパワーボックスは効果ある?200km走ってみた

取り付け後、約200kmほど走ってみました。
▶Amazonで見る(SP忠男 パワーBOXパイプ KL2-PB-11)

まず最初に感じたのは排気音の変化です。

純正の少し「バフバフ」とした音から、歯切れの良い「バッバッ」という感じの音に変わりました。

もちろん、人間はすぐに慣れてしまうもので、今では純正とあまり変わらないように聞こえていますが(笑)

それとすぐに気付いたのがハンドルの振動が減ったことです。

長時間乗った後の手のしびれも少し軽減されたように感じました。

そして一番大きな変化は、やはりトルクの出方です。

低回転域のトルクが太くなり、全体的に扱いやすいエンジンになったように感じました。

これはあくまでも個人的な感想ですが、最高出力を上げるというよりも、トルクの出方を変えるエキパイという印象です。

もしかすると、逆に最高出力は少し落ちているのかもしれません。

それでも、とにかく気持ち良く、乗りやすくなるんですよね。

セロー250の時にも思いましたが、SP忠男のパワーボックスは数字よりも「乗り味」を変えるパーツなのかもしれません。

速くなるというより、とにかく気持ち良く走れるようになるんですよね。

自分のように林道ツーリングや普段使いが中心の人なら、この乗り味の変化はきっと気に入ると思います。

KLX230にSP忠男パワーボックスはおすすめ?

▶Amazonで見る(SP忠男 パワーBOXパイプ KL2-PB-11)

KLX230にSP忠男パワーボックスを取り付けて約200km走ってみましたが、個人的には非常に満足度の高いカスタムでした。

排気音の変化や振動の軽減、そして何より低速トルクの出方が変わり、より気持ちよく走れるバイクになったと感じています。

最高速や大幅なパワーアップを求める人には向かないかもしれませんが、林道ツーリングや普段使いでの扱いやすさを重視する人にはおすすめできるパーツです。

セロー250でも気に入っていましたが、KLX230でも交換して良かったと思えるカスタムになりました。

低回転域のトルクが太くなり、全体的に扱いやすいエンジンになったように感じました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次