ジムニーJB64に使っているスタッドレスタイヤは、ナンカンのAW-1(旧型)です。
これまで3シーズン、走行距離にして約10,000km使用しました。
冬は街乗りだけではなく、狩猟で雪の多い地域へ行ったり、積雪した山道を走ったりすることもあります。
前回の冬もそういった環境で使いましたが、新品時と比べれば性能が落ちている感じはあるものの、「まだ十分使えそうだな」というのが実際に使った印象でした。
とはいえ、次の冬で4シーズン目。
見た目だけで「まだ大丈夫」と判断するのも少し不安なので、今回は空気圧の確認ついでに、スタッドレスのプラットホームまでの残り溝とゴムの硬度をチェックしてみることにしました。
3シーズン・約10,000km使ったAW-1が、4シーズン目も使えそうな状態なのか確認してみます。
ナンカンAW-1のプラットホームまでの残り溝を確認

まずはノギスを使って、プラットホームまでの残り溝を確認します。
スタッドレスタイヤには、一般的なタイヤにもある「スリップサイン」とは別に、「プラットホーム」と呼ばれる冬用タイヤとしての使用限度を示す目印があります。
プラットホームは新品時から溝が50%摩耗した位置に設けられていて、これがトレッド面に露出すると、冬用タイヤとしては使用できません。
一方のスリップサインは、タイヤの残り溝が1.6mmになったことを示す目印です。
そのため、スタッドレスタイヤを雪道や凍結路で使えるか確認するときは、スリップサインではなく、まずプラットホームまでどのくらい溝が残っているかを確認する必要があります。
今回測るのも、スリップサインまでではなくプラットホームまでの残り溝です。
センター部分は約2mm。外側と内側も測ってみましたが、おおむね1.8〜2mmほど残っていました。
毎年前後をローテーションしながら使っていたこともあり、4本ともプラットホームまでの残り溝はだいたい同じくらいです。
減り方を見ると、どちらかというと外側の方が少し減っていますね。
今の時点でプラットホームに到達しているようなら、今年は交換しようと思っていました。
しかし、まだ1.8〜2mmほど残っているので、少なくとも残り溝だけを見れば4シーズン目も使えそうだと判断しました。
タイヤ硬度計でAW-1の硬さを測ってみる

ちなみに、今回測定するAW-1の製造時期も確認しておきます。
タイヤに表示されている製造年週は「1223」。これは2023年の第12週に製造されたタイヤという意味です。
今回は、製造から約3年半が経過したタイヤの硬度を測定することになります。
硬度の測定には、昨年Amazonで購入したFieldNewのタイヤ用硬度計を使います。
以前、高価なブリヂストン製の硬度計と測り比べたことがありますが、僕が購入した硬度計はブリヂストン製と比べても数値の差は2〜3程度でした。
安価な製品なので個体差はあるかもしれませんが、タイヤの状態を確認する目安としては十分使えると感じています。
スタッドレスタイヤは、ゴムの柔らかさによって路面に密着し、氷雪路でグリップを発揮します。そのため、溝が十分に残っていても、経年劣化などによってゴムが硬くなると性能が低下します。
硬度についてタイヤメーカー共通の明確な交換基準があるわけではありませんが、タイヤ販売店などでは、硬度60以上を交換判断のひとつの目安としている例があります。
まずはセンター部分を、タイヤを回しながら複数箇所測定。4本とも確認してみました。
結果は、おおむね50〜53でした。

続いてサイドに近い部分も、同じようにタイヤを回しながら複数箇所測定しました。
サイド寄りは、おおむね52〜55でした。センター部分より少し硬くなっているようです。
今回測定した範囲では最大でも55程度だったため、プラットホームまでの残り溝も含めて考えると、僕は今年の冬も使ってみることにしました。
ただし、硬度だけでスタッドレスタイヤの性能を判断できるわけではないので、ひび割れや偏摩耗、傷などタイヤ全体の状態も確認して判断する必要があります。
僕の場合は、冬でも雪のない未舗装路を走ることがあるため、写真を見ると分かるようにトレッドのブロックには細かな欠けや荒れがかなりあります。
一般的な舗装路中心の使い方よりもタイヤには厳しい環境だと思うので、硬度や残り溝だけではなく、こうしたトレッドの状態も確認しながら使っていくつもりです。
まとめ
今回は、ジムニーJB64で3シーズン・約10,000km使用したナンカンAW-1の残り溝と硬度を確認してみました。
プラットホームまでの残り溝とゴムの硬度を確認した結果、僕のAW-1はまだ余裕がありそうなので、4シーズン目も使うことにしました。
ただし、「AW-1なら4シーズン使っても大丈夫」という意味ではありません。
スタッドレスタイヤの状態は、走行距離や保管方法、使用環境などによって変わります。年数だけではなく、残り溝やゴムの硬度、ひび割れ、傷、偏摩耗なども確認して判断することが大切だと思います。
特にゴムの硬さは見た目では分かりにくいので、タイヤ用硬度計をひとつ持っておくと、毎年スタッドレスタイヤの状態を確認するのに便利です。
今回使った安価な硬度計も、毎年の状態確認には十分役立っています。
今シーズン実際に雪道を走ってみて、性能の変化を感じるようであれば、その結果もまた紹介したいと思います。
